お仕事

日本ユニセフ協会は詐欺団体というのは言い過ぎだと思う

最終更新日 2017年10月19日 by tonton

日本ユニセフ協会の活動範囲は世界全体に及びますが、特にアフリカなどの貧困地域においては重点的な活動を行ってきました。

国内では寄附金を集める活動をして、これを原資にして恵まれない子どもたちの支援活動も行っています。

組織はユニセフ本部との協定に基いて設立された経緯があり、日本ではユニセフ支援の公的機関としても認められています。

日本ユニセフ協会のホームページを見ると、栄養不良のために世界では1日に8000人以上が命を落としていることが分かります。

この数は膨大なもので、日本の小さな自治体の人口が1日で消滅してしまうと思えば、実際の深刻さが理解できると思います。

このような状況は豊かな日本では考えられないことですが、決して経験がないわけではありません。

日本も戦時中には同じような経験をしているため、世界の貧困問題や食糧危機は他人事とは思えません。

このような経緯があるため、日本ユニセフ協会を通じて支援を行うのは有意義だと考えています。

日本ほどに水に恵まれている国は珍しいために、生の野菜を食べる文化も発達しているのですが、世界では汚染された水を飲んでいる地域も少なくありません。

あるいは、水が乏しいために、田畑が荒廃して食糧不足が深刻になることも多いです。

このような状況を改善するために、日本ユニセフ協会では安全な井戸作りを支援する活動も行っています。

井戸を作ることによって、健康状態が改善するのは素晴らしいことです。

井戸ができることによって、地域のコミュニティには活気が生まれ、人々の暮らしが明るくなどのメリットも得られるようです。

教育の推進も重要な活動に

重要な活動の一つとしては、教育の推進も挙げることができます。

国全体が貧しいために、小さな子供に労働を強いる地域がありますが、このような場合には子供の教育水準は著しく低下します。

世界には小学校にも通うことができない子供が沢山いますから、このような状況を打破するための活動も行っています。

寄附金が教育にも使われるのであれば、この協会の理念に賛同する人も多くなると思います。

差別や不平等の撤廃を促進させることも、日本ユニセフ協会の重要な活動の一つです。

世界的に見れば、女性の地位が極端に低下している地域も少なくないため、女性に教育を受けさせない考えも一部地域には残っているようです。

ジェンダーの平等を推進することで、閉鎖的な考えを改めさせて、人種や言語の垣根も乗り越えて交流できるようになれば理想的です。