最終更新日 2025年2月12日 by tonton
初めてのラウンドって、ちょっと緊張しますよね。
「服装は何を着ればいいの?」とか「クラブハウスでのルールって?」と疑問が尽きない方も多いはず。
私も大学時代にキャディのアルバイトをしていた頃、はじめてコースに出るお客さまが不安そうにしている姿をよく目にしました。
でも大丈夫。
ちょっとしたコツや気遣いを知っておくだけで、初ラウンドは何倍も楽しくなるんです。
そこで今回は、元キャディとして見てきた“あるあるシーン”を交えながら、初心者が押さえておきたいマナーや心構えをシェアします。
記事の最後には、「もっと気軽にゴルフを楽しもう!」というメッセージをお伝えするので、最後までぜひ読んでみてくださいね。
Contents
初心者が知っておきたいゴルフ場マナーの基本
クラブハウスでのルールと服装選び
ゴルフ場に到着したら、まずはクラブハウスに入ります。
ここでのマナーや服装は、ゴルフの第一印象を左右する大事なポイント。
- チェックイン手続き
受付で名前を伝え、スタート時間やロッカーの案内を受けます。
わからないことがあれば、ここで遠慮なく質問するのがおすすめです。
受付スタッフさんは慣れているので、初心者さんへの対応にも親切に応じてくれますよ。 - 服装選びのコツ
「ゴルフウェア」というと、ポロシャツにロングパンツが定番。
でも最近は女性向けに可愛いデザインも増えてきました。
過度にカジュアルすぎないよう、ショートパンツでも丈感を意識したり、カラフルなソックスで遊ぶなど、“おしゃれだけど上品”を心がけると好印象です。
ここで、初心者さんが気をつけたい服装マナーを表でまとめてみました。
チェックリストとして使ってみてくださいね。
項目 | OK例 | NG例 |
---|---|---|
トップス(シャツ) | 襟つきポロシャツ、落ち着いた色合い | タンクトップ、過度な露出 |
ボトムス(パンツ/スカート) | 膝丈以上のスカート、ストレッチ素材 | 極端に短い丈、ダメージデニム |
シューズ | スパイクレスゴルフシューズ | スニーカーやサンダル |
この表を見ながら準備すれば、クラブハウス内でも自信を持って行動できますよ。
スタッフや他プレーヤーとのコミュニケーション
ゴルフはソロプレーのイメージがあるかもしれませんが、実は周りとの関わりがとても大事。
- キャディさんとのやりとり
- 「お願いします」「ありがとうございます」を忘れない
- スコアカードの書き方やコースのアドバイスは遠慮なく聞く
- 他プレーヤーとの声かけ
- はじめましての方が一緒の組になることも珍しくないですが、ちょっとした挨拶から仲良くなれます
- ナイスショットには「ナイス!」と声を掛け合うだけでも、その日の雰囲気がぐっと良くなります
ここで意識したいのは「フレンドリーだけど、礼儀正しい」こと。
たとえばカジュアルな言い回しで明るく話すけれど、敬意はしっかり示す。
このバランス感が大切です。
「ゴルフ場のスタッフさんは大人の接客をしてくれる場所。
だからこそ、こちらもマナーある対応を心がけたいですよね。」
これは私がキャディをしていたとき、先輩に言われた言葉です。
いまだに胸に刻まれています。
コースデビューをスムーズにするための実践アドバイス
ティーショット前の心構えとウォーミングアップ
いよいよスタートホールへ。
初めてのティーグラウンドでは「自分だけ見られてるんじゃないか…」と緊張する方も多いかも。
- 緊張をほぐす簡単ルーティン
- 到着後、少し早めにパター練習や素振りをしておく
- 肩や腕を軽く回したり、ふくらはぎや太もものストレッチをする
- 深呼吸をして「思いきり打ってみよう!」と自分に声をかける
- SNSで話題の“音素振り”
素振りの際、クラブが風を切る「ヒュッ」という音を意識する練習法です。
音がはっきり出るようにスイングすると、力みが取れてスムーズな振りになる、とSNSで話題になっています。
私も試してみたら、確かにリズムよく振れるようになりました。
フェアウェイ&グリーン上での振る舞い
コースに出たら、周りの状況やペース配分に目を配ることが大切。
- スロープレーを防ぐポイント
- 自分の打順が来る前に、次のクラブやボールを準備しておく
- もし打球が思わぬ場所に飛んでも、すぐに「どの方向に行ったか」を確認して動く
- 仲間同士で協力してボール探しをする
- グリーン上のマナー
- 自分のボールがほかのプレーヤーのライン上にある場合はマークをして取り除く
- 打つ人の視界に入らない位置で待機する
- ピッチマーク(ボールが落下してできたへこみ)は自分がつけたものでなくても気づいたら直しておくとスマートです
フェアウェイが絨毯みたいにふかふかだったり、グリーン上の鮮やかな緑が広がる景色は感動もの。
そういう感動を分かち合いながら、チームプレーの気持ちで動くとストレスフリーに楽しめますよ。
都内から行きやすいゴルフ場の例
「コースデビューをするなら、自宅からのアクセスが良いゴルフ場を選びたい」という方も多いですよね。
都内から車で約1時間程度で行けるゴルフクラブは他にも数多くありますが、その中でも注目されているのがWESTとEASTの2エリアで構成されたオリムピックナショナルです。
とくに2017年から2020年にかけて大幅リニューアルが行われたWESTは、本格的なチャンピオンコースとして生まれ変わったことで話題を集めています。
そんな魅力いっぱいのゴルフクラブについては、 オリムピックナショナルの口コミや体験談で詳しくまとめられているので、興味のある方はチェックしてみてください。
クラブハウスの高級感や美味しい食事、練習場の利用情報なども充実しており、 アクセス面でも電車やタクシーを利用しやすいと評判ですよ。
ラウンド中に気をつけたいプチ気遣い
バンカーやラフに入った時のスマート対応
ゴルフ初心者にはバンカーやラフってちょっと怖い存在。
でも、意外とルールやマナーを知っていればドタバタせずに済みます。
- 段取りを考えて行動
- バンカーショットが終わったらすぐに砂をならして出られるよう、バンカーレーキ(砂をならす道具)はあらかじめ近くに置いておく
- ラフに入った場合も、クラブを数本持ってボールの場所を確認しに行くのがベターです(何度もカートに戻らずに済むから)
- 周囲への配慮
- 後ろの組が見えたら、無理に長時間その場所に居続けない
- レーキやクラブは他の人のショットの邪魔にならない位置に戻しておく
インスタ映えスポットとの上手な付き合い方
今やゴルフ場はフォトジェニックな場所の宝庫。
クラブハウスやコースの背景、池や噴水など、どこを撮っても絵になるスポットがたくさんあります。
- フォトチャンスの見つけ方
- ティーグラウンドやグリーンの位置によっては、美しい景色が一望できる場所もある
- 休憩所や売店の近くにも写真映えするポイントが多い
- 撮影時のマナー
- 後続組がいる場合は、ササッと撮ってすぐ移動する
- 大勢で写りたいときは、他プレーヤーやスタッフに一声かけて協力を依頼
- SNSに投稿する場合は、ゴルフ場の名称をタグ付けすると喜ばれることが多い
インスタ映えといっても、あくまでプレーがメイン。
お互い楽しい思い出をシェアするためにも、周りのペースには配慮したいですね。
まとめ
初ラウンドではマナーのハードルが高く感じられるかもしれませんが、実は「相手への思いやり」と「ちょっとした準備」があればスムーズに乗り切れます。
元キャディとして見てきたのは、マナーのあるプレーヤーほど周りからも好かれ、ゴルフを心から楽しんでいるということ。
改めてポイントをおさらいすると…
- クラブハウスでの服装や受付対応は“おしゃれ&礼儀”の両立
- コースではスロープレー防止を意識し、周囲と声掛けしながら動く
- ラフやバンカーでも焦らず行動し、あとを美しくならす気遣い
- インスタ映えスポットはサクッと撮影してみんなで共有
こうしたマナーがしっかりできると、ゴルフ場のスタッフや仲間たちから信頼されて、ますますゴルフが楽しくなります。
私も最初はぎこちなかったのですが、何度かラウンドするうちに慣れてきて、気づけばゴルフの虜に。
マナーを守ったゴルフは、爽快感がまるで倍増したように感じるはず。
「ゴルフは敷居が高い…」なんて思わず、ぜひ気軽に一歩踏み出してみてください。
あなたの初ラウンドが笑顔と感動で満たされますように。
さあ、次のお休みはゴルフ場へ。
きっと素敵な景色と、新しい仲間との出会いが待っていますよ。
「もっと気軽にゴルフを楽しもう!」
そんな気持ちを胸に、あなたのゴルフライフが始まりますように。