最終更新日 2024年11月15日 by tonton
住宅を所有している場合やマンションあるいはビルを所有している場合、定期的な外壁塗装は重要になります。
どれぐらいの頻度で外壁塗装をしたら良いかは、塗料の種類によって異なるところです。
あるいは、その建物がある場所によっても異なるでしょう。
Contents
塗料の種類に関して
まず塗料の種類に関しては、安いものだと対応年数が10年未満になります。
アクリル塗料
最近はあまり使われていませんが、アクリル塗料と呼ばれるものは値段が安い代わりに対応年数が短いのが特徴です。
かつてはこの塗料もよく使われていましたが、さらに上品質のものが出てきたため、この塗料はあまり使われなくなりました。
ウレタン
高品質のものとしては、当時ならばウレタンなどがこれに該当します。
ウレタンは、素材が柔らかいことで有名で、比較的どこにでも馴染むのが特徴です。
例えば、外壁はサイディングに行うものが多いですが、コンクリート壁にも塗ることができます。
結果的に、色が変わるだけでなく外壁自体が非常に丈夫になるでしょう。
シリコン塗料
その後シリコン塗料と呼ばれるものが人気になりました。
シリコン塗料は素材が柔らかいだけでなく、耐久力が高いのが特徴です。
ウレタン系が10年から12年程度の耐用年数だとすれば、シリコン型は12年から15年位の耐用年数となっており、外壁塗装をする場合一般的にこの塗料が使われているわけです。
耐用年数が長いだけでなく、料金もあまりかかりません。
特に最近は、かなり格安になってきた傾向があります。
ビルやマンション等は、頻繁に外壁を塗装するわけにはいきません。
なぜなら、足場の設置にかなりお金がかかってしまうからです。
それだけでなく、住んでいる住人に対しても迷惑になるでしょう。
一般的には15年から20年に1度とされており、それ以上のスパンを考えてしまうと、外壁の劣化が著しくなります。
そのため大体20年位で塗料を塗るのが良いでしょう。
そうすると、20年程度長持ちすると量を使わなければいけないことになります。
20年以上長持ちすると良のことを、高機能塗料などと言ったりすることがありますが、実際にそのようなものは何種類か存在しているわけです。
フッ素系塗料
例えばフッ素系塗料と呼ばれるものがあり、この塗料はフッ素配合になります。
フッ素は、虫歯にならないように塗るものとしても有名ですが、外壁に塗っても問題ありません。
表面を保護する役割があり、これが長持ちする秘訣の1つです。
光触媒
それ以外にも、光触媒等の種類も存在します。
光触媒は、汚れが付きにくいことで有名です。
例えば、雨が降って汚れがつく場合でも、雨水がその前からついている汚れを流してくれるため、汚れの蓄積が少なくなるわけです。
そうすると、長期間綺麗な状態を維持することができるでしょう。
一般的に建物は、太陽があまり当たらない北側ほど固形などが生えたりします。
しかし、この塗料を塗ることで見た目が良いだけでなく長い間塗り替えしなくても良い状態が続くわけです。
塗装はどれぐらいの時間がかかるか
塗装するならば、どれぐらいの時間がかかるかを把握しておかなければいけません。
一般的な話ですが、1週間程度の時間はかかります。
これは一戸建て住宅などを想定した期間でマンションはビルの場合は、1ヵ月ぐらいかかることも少なくないです。
一戸建て住宅を例にあげてみると最初は外壁の掃除から始めます。
高圧洗浄器と呼ばれるものから水が総社市外壁の細かい汚れ等を落としていきます。
汚れがついたまま塗装をすると、剥がれやすくなるため1日かけてきれいにするしかありません。
屋根を塗装する場合には屋根を洗浄していきます。
もちろんその前の段階で、シートなどを回りめぐらせるため、隣の家に高圧洗浄の水がはねる事は滅多にありません。
その後、細かい補修等を行っていきます。
長年利用した壁はひび割れ等が発生しているケースも…
長年利用した壁はひび割れ等が発生しているケースがあり、そのまま放置しておいても外壁塗装した意味があまりなくなってしまいます。
そこで館などを使って、ひび割れをなくしていく作業が必要です。
建物には窓がありますが、この窓枠等は通常塗装しません。
それ以外にも、排水等のパイプが出ている部分は塗装しないのが決まりです。
つまり塗装をする場合には、事前に養生テープなどを貼り塗料がはげてはいけないところはビニール等で囲って行きます。
結果的に、それ以外の部分がきれいに塗れるでしょう。
その後、塗装は3回ほど行います。
下塗りをまず行い、中塗りそして上塗りと行っていくわけですが、下塗りの塗料は上塗り等の塗料とは違う種類のものを用いるのが普通です。
下塗りの役割は、上塗り等に隠れてしまうためあまり意味がないと考える人もいるかもしれません。
まとめ
しかし、下塗りがあることにより、その上から塗った塗料が定着しやすくなります。
もしこれを怠ると、塗料の役割があまり果たせないでしょう。
そのような意味で、たとえ結果的に隠れてしまう下塗りの塗料もとても大事になります。
最後に総仕上げを行い、問題がないかチェックして終わりになりますが、それぐらいまできっちりやると2週間の時間が必要です。
関連リンク
外壁塗装の専門業者ウイングビルド