最終更新日 2024年11月15日 by tonton
医学部の予備校は全国的に数多く展開されているものの、実際にどこを選べばいいのかわからないと悩んでいる人は少なくありません。
そんな医学部の予備校を選ぶ際にポイントとして比較検討したいのは、「カリキュラムや講師が充実しているか」「設備が常に利用できるか」「立地環境の利便性や安全性」「受講料などの費用面」の4つです。
カリキュラムや講師が充実しているか
まずカリキュラムや講師に関する点ですが、これは予備校選びをする際の重要なポイントの一つとなっています。
肝心のカリキュラムが充実していなければ学力アップや受験合格に結びつけることができなくなってしまいますし、時間とお金を無駄にしてしまうだけです。
選ぶ際に重視するべきだと言われているのは、問題を解いて加点していくという加点方式の効果が高いかどうかだとされています。
受験対策をする上で加点効果の高さは大きく影響してくると考えられているので、学習指導力を確認する指針としても利用できます。
また学校とは別に講師自身の指導方針に親も本人も共感できるか、学生の管理がきちんとできているかも確認が必要です。
これらは個人面談や資料請求をすることで確認が可能ですし、必要に応じて体験授業を利用してみるのも推奨されています。
特に体験授業は講師の教え方を直接確認できるため、本人との相性がいいかどうか確認しやすいところがメリットとなっています。
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設備が常に利用できるか
そして施設には基本的に自習室と呼ばれるスペースが設けられているのですが、ここが十分に利用可能かどうかも選ぶ際にチェックしておきたいポイントです。
講師による授業ももちろん大事ではあるものの、本人が集中して自習できる環境が整っていないと予習復習ができないため、学んだことをインプットしにくくなります。
そのためいつでも自習室が開放されているのか、授業や自習の合間に利用できるリラックスルームも完備されているか聞いておくことが大切です。
ちなみにこれらの設備が充実していても、生徒数が多すぎて使えない場合もあるので注意しなければいけません。
立地環境の利便性や安全性
ほかにも本人が通いやすい立地にあるのかという点だけではなく、治安の面でも安全な環境の中にあるのかが重要です。
というのも医学部をはじめとした予備校の多くは夜遅くまで運営されているところが多く、時間帯によっては人気がなくなっていたり治安が悪いところもあります。
そのような場所に通うのは遠方から利用している人や女性にとってリスクが高いと考えられるので、できる限りどのような時間帯でも安全に通えるところを選ぶ必要があります。
選ぶ際におすすめだとされているのが、コンビニの存在です。
何かあった時にすぐに駆け込むことができるのはもちろん、何かあった時に立ち寄りやすい利便性が魅力となっています。
受講料などの費用面
さらに選び方の中で特に注目するべきポイントとなっているのが、費用に関する点です。
医学部の予備校はほかの学科と比較すると難関であることから手厚いフォローが必要とされており、結果として高額になりやすい傾向がみられます。
そのためできる限り自分たちが想定している予算内で通えるところを選ぶべきだと言われてはいますが、あまり安いところだとフォローが期待できなかったり、カリキュラムが充実していない可能性も少なくありません。
このため費用を比較するのはもちろんですが、内容も踏まえて検討することが重要です。
妥協できる点とできない点を家族で話し合う事
このように選び方のポイントはいくつかありますが、それを踏まえて大切なポイントとして「妥協できる点とできない点を家族で話し合う事」が挙げられています。
上記のポイントを全て満たしている学校を探すのは決して楽ではなく、場合によってはいくつか妥協しなければ見つけられないことも考えられます。
そうなった時に自分がどこまで妥協できるのか、これだけは譲れないと思う点をしっかり把握しておくことが必要です。
そうすることで家族と話し合った時に理解を求めやすくなりますし、親や本人がカバーしなければいけない部分も見つけやすくなります。
特に費用や立地環境については家族の協力が必要となるケースもあるため、理解してもらえる妥協点や譲れない点をはっきりさせなければいけないのです。
まとめ
なお医学部の予備校には大手と専門的なところがあるのですが、それぞれに受験対策や設備の充実さ、フォローに関する部分が異なります。
どちらがより優れているという事はなく、学校によってはどのような難関大学の受験対策を得意としているのかも違っているのです。
そのため大手と専門的な学校のどちらを選べばいいのか迷っている場合は、それぞれのメリットやデメリットを比較した上で、受験対策が充実している大学の内容も検討してみることが推奨されています。
ちなみに大手の場合は授業料が安く国公立向けの受験対策を重視している傾向があるのに対して、専門的な学校の場合は夜間授業にも対応していたりモチベーションを維持しやすく、私立大学に特化しているところが多いようです。