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不要なサジェストを削除するには

最終更新日 2024年11月15日 by tonton

検索エンジンを使っていると、検索窓にワードを入力した時に、異なる様々なワードが検索候補として表示される事があります。
これをサジェストと呼び、検索エンジンで的を絞って検索を行いたい時に役立ちます。
しかし、中には、ネガティブな内容のワードがあり、イメージダウンを避けたい場合には、このようなワードを外したいと考える企業があります。

専用のフォームを使う事で削除要請が行える

このネガティブなサジェストは消す事が出来るのでしょうか。
世界で最も利用されているGoogleの検索エンジンでは、専用のフォームを使う事で削除要請が行えます。
自分で削除申請を行え、オートコンプリートポリシーに書かれている権利侵害に該当する場合は消してもらえる可能性が高いです。
但し、申請をしたからと言って、必ず申請が通るとは限りません。
削除を依頼するには、削除申請フォームを使って報告を行います。
これを使う時に気をつける事は、1回目の時点で詳細に事の顛末を書いて送信する事です。
1回目で通らず、2回目を送っても申請が通らない可能性が高いので、1回目でしっかりと問題がある箇所を指摘して報告を行うと良いでしょう。
法的根拠がある方がサジェストを消してもらい易くなります。

ネットトラブルの解決を強化している弁護士事務所に相談する

近年ではネットトラブルが増加している為、ネットトラブルの解決を強化している弁護士事務所が増えています。
どうしても申請が通らないのであれば、このような弁護士に依頼するのも良いです。
弁護士事務所を使う場合は、着手料や相談料などがかかってくる事が多いですので、それだけの費用をかけて問題を解決する必要があるのかどうかを考えておかなければいけません。
風評被害に関する調査を行う調査会社もあります。
サジェストを速やかに非表示にしたいという場合には、このような調査や対策に実績がある会社を活用するのが効果的です。
ツールなどを使って原因分析を行い、その原因を排除する事で問題を解決していく事が出来ます。
例えば、検索エンジンはブログ記事やWebページに記載されている内容をデータベース化していきます。
アクセス数やコンテンツの内容を評価してランク化されていくので、上位に表示されるほど検索窓で特定のワードを検索した時に検索候補として上がり易くなります。
検索候補を消すには、それを消す申請を行ったり、弁護士に法的に解決してもらったりする他に、調査・対策会社に依頼して元の記事を消してもらうように運営会社に通報するといった方法も行われています。

対策を続けておかなければ再表示される事もある

様々なアプローチを取る事で、不要なワードを消していく事は可能です。
しかし、検索エンジンのアルゴリズムやシステムが変更されたり、他の検索エンジンに登録されたりすると、更に対策が必要になってきますので注意しなければいけません。
場合によっては、継続的な対策が欠かせないでしょう。
対策を続けておかなければ、再表示される事もあるからです。
基本的に、ネガティブな検索候補を非表示にするものであり、完全に消すという事は難しいので元記事を削除するといった事を行うのが効果的でしょう。
ネガティブな検索候補ばかりが表示されないようにしていくには、ポジティブな情報をどんどん発信していく事も有効です。
企業のイメージが良くなると、それだけポジティブなワードで検索する人々が増え、ネガティブなワードは少数派になるので検索候補で表示されにくくなります。
調査・対策会社でも行われている方法であり、サジェストの削除申請と同時に、ポジティブな内容を増やしていくアプローチを取る事も多々あります。

検索エンジンの検索候補に表示されにくくするには

風評被害の原因を探り、企業自身が企業の運営の在り方などを見直す事でネガティブなワードで検索されるリスクを避けられるかもしれません。
複数の検索エンジンに対してサジェストを消してもらう申請をするのは、なかなか難しいです。
日頃から顧客との関係性を大切にしておく事で、ネット上で叩かれる事が無く、平和に企業活動を継続していく事が出来ます。
検索エンジンの検索候補に表示されにくくするには、企業の味方になってくれる人を増やす努力は必要です。
企業に対して良い印象を持っていない人がいても、企業に良い印象を持つ人々も大勢います。
その人々に、ポジティブな情報を書いてもらえるようにする事も、風評被害を防ぐのに良い方法です。
悪い印象を与える検索候補を消す事は、検索エンジンの運営会社に申請を行う事で可能ですが、完全に消す事は出来ません。
その為、問題やその原因をしっかりと分析して対策を行う場合、様々な方法が選択肢としてあります。

まとめ

それらの方法の中から企業の事例に合った方法を行う事で、問題を解消していく事が出来るでしょう。
一方で、悪い印象の検索候補があっても、必ず、風評被害を受けるという事もありません。
正しい情報が伝わるようになれば、印象の悪い検索候補があっても問題が起こるリスクは低くなります。
神経質になり過ぎるのも、企業活動に悪影響を与える恐れがあります。

出典元:【弁護士監修】Google・Yahoo!サジェストを削除するために押さえたい3つのポイントを紹介!