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金投資のメリットと純金積立サービスの選び方とは

最終更新日 2019年6月13日 by tonton

◆金は世界中どこでも現地の法定通貨と交換できる

黄金色に輝く金は、何千年も昔から多くの人々の間で高い価値が認められていました。

数千年前の遺跡から金製の宗教用具やコインなどが発見される場合があり、古代から現代に至るまで価値を保存するための手段として用いられてきたことが分かります。

20世紀以降は情報関連機器に金が使用されるようになり、装飾品や錆び止め以外に電子機器の材料としての需用も増加しています。

純金は空気中で酸化することがないので、長期間にわたり保存をすることが可能です。

このため、現在でも価値を保存する目的で純度の高い金が地金(ゴールドバー)・コイン・置物などに加工されて販売されています。

金は少量でも高い価値を持ち、世界中どこでも現地の法定通貨と交換をすることができるというメリットがあります。

金は銀白色ではなくて黄金色であることから、比重測定と色だけで含有率を簡単に測定することが可能であるという利点があります。

これに対してプラチナや銀の場合は他の多くの金属と同じように銀白色なので、色と比重だけでは判断ができません。

金は特殊な装置を使用しなくてもすぐに見分けることができることから、どの地域でも簡単に換金をすることができます。

金は世界共通の通貨と呼ぶことができ、普遍的な価値を持つ存在といえます。

◆出来る資金で金投資をするそれぞれの買い方

現代は法定通貨・有価証券・仮想通貨などのように多くの金融商品・デジタルマネーなどがオンライン化されていますが、現物で価値を保存するために純金製のゴールドバーや金貨などが用いられています。

金価格は法定通貨に対して相場が変動するため、値下がりをすると含み損が生じてしまうリスクがあります。

ただし日本円や米ドルなどの法定通貨や株式などの価値が下がると金価格が上昇する場合が多いので、もしもの時のための備えとして金投資を活用することができます。

金の現物は銀行や証券会社の口座ではなくて現物を自分の手元で保管することができるので、銀行や証券会社などの信用リスクを回避することができるという利点もあります。

資産を安全に保存したい場合には、金地金を購入する方法がおすすめです。

ある程度のお金があれば、簡単に金地金や金貨を購入して自分で現物を保管することができます。

ただし千円とか2千円などのように少額の金額だと、ゴールドバーやコインを購入することができません。

金圧覚は1gあたり5千円前後なので、数グラム程度の金を購入するだけでも数万円もの資金が必要です。

金投資を始めるためにはある程度まとまった金額のお金が必要で、少額の資金で始めることができないというデメリットが存在します。

数グラム程度の少量でも購入は可能ですが、販売価格には流通コストや手間代などが加算されているので割高になってしまいます。

取引価格に近い値段で金を入手するためには、1度に数十万円分以上のゴールドバーを購入しなければなりません。

少額の資金でも金投資をスタートしたい場合には、株式会社ゴールドリンクなどが販売している純金積立サービスを活用する方法があります。

※株式会社ゴールドリンクについて詳しくはこちらへ・・・株式会社ゴールドリンクのクチコミ

◆金の受け取り方と利用方法は運営会社によって違う

銀行や証券会社などの金融機関や貴金属・金製品の販売をおこなう会社では、個人向けに積立サービスを提供しています。

毎月千円~数千円の少額の資金で少しずつ金を購入し、積立後は売却をするか購入した現物(ゴールドバー)を受け取ることができるというサービスです。

ある程度の量になるまで現物を受け取ることができませんが、この方法だと少額積立でも国際取引の相場に近い値段で購入ができるというメリットがあります。

積立を開始すると毎月決まった金額が銀行口座から引き落とされるので、浪費癖がある方でも自動的に貯金ができるという利点もあります。

積立が完了すると、積み立てた金を売却するか現物を受け取ることができます。

銀行のサービスを利用する場合には現物で受け取ることができないので、強制的に売却をさせられてしまいます。

金価格が低迷している時に積立を終了して売却をすると損をしてしまう恐れがあるので、銀行の積立サービスを利用する場合には注意が必要です。

純金積立サービスを利用する際は購入した金をゴールドバーなどの現物で受け取ることができる会社を選べば相場を見ながら換金をすることができるので、売却にともなう元本割れのリスクを回避することができます。

貴金属の販売を専門にする会社であれば、購入した金を現物で受け取ることができる純金積立サービスが利用できます。

会社によっては積み立てた金を地金(ゴールドバー)ではなくて、仏像やおりんなどの仏具に加工してもらえる場合があります。

宗教用具は相続税がかからないので、仏像などで受け取ることには大きなメリットといえるでしょう。

仏像で受け取る場合には加工料がかかってしまいますが、売却時にも地金としてではなくて仏像やおりんなどの製品として扱われ場合があります。

純金積立の利用を考えている方は、銀行ではなくて金やプラチナなどの貴金属を扱う専門店のサービスを選んだ方がお得です。