最終更新日 2019年2月4日 by tonton
⒈投資のリスクについて考える
株や不動産、太陽光発電や外国為替差金取引、ゴールドなど、投資の方法には様々なやり方が存在しています。
いずれもコストが掛かるため、資金力がなければ始めることができない、儲けもある反面リスクもあるなどの共通点を持ちます。
リスクが大きいものほど儲けは大きくなり、リスクが少ないものほど儲けは小さいなどのイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、アパートの大家さんやマンションの区分所有物件を利用してのビジネスの場合を考えた時、リスクは小さく儲けが大きいなどとも言えます。
アパートに住む人が見つかるまでは収入自体はゼロ、入居者が見つかった段階から毎月家賃を受け取ることができるようになり、その収入は毎月安定した形で手元に入ることになります。
入居者が退去しない限り収入は継続するのため、不動産を購入する時に利用したローンの支払いも行うことができます。
但し、不動産は投資対象の中では最も高額なものであり、資金力が必要であることやローン審査に通過ができるなどの条件を満たしている必要があるのが特徴です。
太陽光発電システムを使った場合も、土地の仕入れ費用や発電設備の導入、設備は導入すれば終わりではなく定期的なメンテナンスや点検は必要ですから管理を委託する形になるのが一般的です。
シミュレーションを行って1日の発電量を予測することもできるため、始める前におおよその売り上げを把握することができるのも太陽光発電と言えます。
⒉ゴールドの投資の魅力とは
一方、株は数ある投資の中でも儲けはある程度確保ができる反面、リスクが大きいなどと言われており、初めての人にとっては少々ハードルが高いイメージになっています。
適切な株を選ぶことが成功に導くため、株の勉強をしっかりと行うことや有料の場合でも良いセミナーが見つかった際には積極的に参加を行い、成功に近づける努力は必要です。
これに対してゴールドはいわゆる金投資を意味するもの、豪華さがある、美しいなどからも収入が多い人だけが持つことができるなどのイメージを抱くことは多いわけです。
こうしたイメージからも、自分には縁がないなどの考え方をされるケースもあるかと思われますが、実際には収入に関係なく一般の人々でも気軽に買うことができます。
しかしながら、買う段階になってどこで買えば良いのか、買うことで得られるメリットおよびデメリット、購入への心得、購入方法などが分からないで悩む人も多いと言えます。
ゴールドはその美しさなどからも希少性もある、世界各国で使用され続けているなどの歴史がありますし、国内においても江戸時代は通貨で使用された、明治から昭和初期にかけての時代では紙幣と交換ができたなどの歴史もあります。
現代の場合でも世界共通の通貨などで重宝されているのです。
⒊ゴールドは有事の金
紙幣の場合は国が破綻した時には単なる紙切れになる恐れがありますが、ゴールドにはそれ自体に価値がある、世界情勢が混乱している、戦争・紛争などが起きてしまうとゴールドへの人気は高くなる、価格が上昇する傾向も持ち合わせています。
勿論、情勢の混乱・戦争や紛争などは起きること自体が良くないことですが、こうした傾向を持つことからもゴールドは有事の金とも呼ばれているわけです。
現金自体の価値は下がるものの、ゴールドはモノになるわけですから価格は上昇する傾向を持っているのも1つの特徴です。
これはインフレにも強いモノである、インフレになるとモノの価格は上昇すると同時にゴールドの価格も上向きになる傾向があるため資産の目減を防止できると専門家の株式会社ゴールドリンクも言及しています。
メリットをまとめると、モノなどからもインフレにも強く、資産が減ることがない、世界共通の価値を持つなどになるわけです。
一方、デメリットにはどのようなことがあるのか、投資を始める上では知っておかなければならない部分です。
⒋金投資のデメリットとは
簡単に言えば、ゴールドには元本保証がないので価格が下がると元本割れを引き起こす可能性がある、株式の配当などのインカムゲインを得ることができない、所有しているだけで価格が上昇するのをひたすら待つ必要があるなどのデメリットを持ちます。
さらに、現物を自宅などで保管しておけば、紛失や盗難などのリスクがあるので、保管場所を考えること、保管費用を支払わなければならない、手間がかかるなどのデメリットもあるのではないでしょうか。
購入した時よりも価格が上昇する、そのタイミングを見て売却をすることで利益の確保ができるのはゴールドの魅力です。
売却は信頼できるお店を使う必要がありますが、世界各国共通のモノなどからも売却先は日本でなければならない必要性もないのです。
逆に購入する時も国内だけでなく海外に出掛けた時にも買うことは可能です。
これは極端な例ではありますが、レートが下向きになっている時のタイミングを見て買うのが最も費用を掛けることなく入手するポイントです。
店頭などにはその日のレートが表示してあるので、こうした情報も常に集めておくのがお勧めです。